ファイザーCEOが語る未来との約束

ファイザーCEOが語る未来との約束

ファイザーCEOが語る未来との約束


医療制度が患者にとって価値のある「プラスサム競争」に移行することの重要性について書かれていた。

「プラスサム競争」を促すためには、下記の5項目の変革が必要であるという。
1.専門家
2.価格の透明性
3.請求手続きの簡素化
4.情報開示
5.医療専門家の供給拡大


医療産業に競争がおきたら、価格.comのようなサイトで病院を比較できるようになるのかもしれない。

「ひらめき」を生む発想術

「ひらめき」を生む発想術

「ひらめき」を生む発想術

「発想を形にすること」について書かれた本。


事例の一つとして、犬養道子氏があげられている。
終戦後まもなく単身で米国へ留学し、数多くの困難に立ち向かい自力でヨーロッパまで渡航した女性であるという。

渡航のお金を工面するために考え出した「レース編みビジネス」等、起業家としての才能も発揮している。
目標を達成するために、いかなる苦難にも立ち向かう姿は非常にたのもしい。


作家としてのデビュー作であるという「お嬢さん放浪記」が読みたくなった。

経済のニュースがよくわかる本

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編


日本経済について、わかりやすく書かれた本。

円高・円安」からはじまり、「インフレ・デフレ」、「国債」、「公定歩合」、「ゼロ金利政策」、「量的緩和」などについて、その仕組みを初心者でも理解しやすく解説している。


今更ながら、日銀の役割の重要性を知りました。

実務で役立つWBS入門

実務で役立つWBS入門 (プロジェクトマネジメントマガジン)

実務で役立つWBS入門 (プロジェクトマネジメントマガジン)

WBSについての解説本。


スケジューリングの手法の一つに、PERTが紹介されていた。
不確実性の高いプロジェクトで、工程見積もりにあいまいさが伴う場合、下記の補正した値を使用するという。

PERT加重平均=(悲観値+4×最頻値+楽観値)÷6


残念なことに、今のところ実際に使用されているものをみたことがない。
いつも、知らないうちに決定されたロンチの日程に合わせて、無理やり作りあげたスケジュールになっている。
困ったものだ。

経営の力学

経営の力学―決断のための実感経営論

経営の力学―決断のための実感経営論

決断が経営者の第一の仕事。

部下たちがついていこうとする信頼感をもつことが、経営者として機能する実質的な条件であるからだ。

信頼感は、下記の3つのものがうむ。

1.決断してくれること(時には決める内容以上に、とにかく決めて方向が定まること自体のほうが、よほど大切なことがある)
2.その決断の内容が筋が通っている(わかりやすくいし、正しい可能性が高いと思えること)
3.状況の変化とともに安易に決断を変えない(一つの筋を透してぶれないからこそ、人はついていこうとする信頼感をもつ)


決断=判断+飛躍


「判断」はできるが、案外と「飛躍」が難しいのだと思う。

ちょっとした勉強のコツ

ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)

ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)

日本の子供はおしゃべりはできるが、質問に答える時になると言葉がでてこない。

言葉には、アルファー語(省略的なくだけた言葉)とベーター語(細かいことを述べる言葉)のふた通りある。

日本の子供が育つ家庭が、母親中心にアルファー語ばかり使っているから、文章や論述に弱くなる。

思考力と言葉を結びつけることが容易な家庭環境(日頃、ベーター語を使う)にすることが大切とのこと。

日本を創った12人

日本を創った12人 (PHP文庫)

日本を創った12人 (PHP文庫)

今日の日本に影響を与えた12人について書かれた本。


12人のうちの1人である松下幸之助は、終身雇用の「日本式経営」を創始した。
企業が従業員の人生に責任を持つという発想を実行し、成功を収めたため、戦後の全産業にまで広がったという。
そして、他の国には見られない日本的特色となった。